JuliaをUbuntu16.04で試してみる

Juliaがpythonのように使えるスクリプト言語なのにCのように速いということで気になっていたので、インストールして使ってみました。

インストール

インストールは公式ページからダウンロードしてくるだけ。

Julia Downloads

に行き、自分のアーキテクチャにあったものをダウンロード(今回はGeneric Linux Binaries for x86 の64bitを選択した) 現在のバージョンは(v0.6.2)であったたため、これをダウンロード。

解凍して出てくるフォルダを好きな場所に移動させ、 最後に/usr/local/binにリンクを貼ってどこからでも使えるようにする。

sudo ln -s ~/<your path to downloaded folder>/bin/julia /usr/local/bin/julia

これで、ターミナルでjuliaとすると起動する。

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vim環境を整える

julia用のプラグインが存在する。

JuliaEditorSupport/julia-vim

これは、ハイライトをしてくれるだけでなく、Unicodeの文字をLatex形式で入力した時に変換してくれる。 例えば\alphaと書いてTABを押すとαという文字が入力される。 JuliaではこのようなUnicodeの文字や漢字も変数として使えるのでこの機能を便利に使うことができるようになる。

Neobundleで導入

Neobundleでインストールした。 Neobundleとはvimの各種プラグインを管理してくれるものである。
例えばVimエディタにプラグイン入れる(neobundleで楽々導入) などがわかりやすかった。

.vimrcに以下の一行を追加して、vimを起動させて:NeobundleInstallでインストール終了

"Julia
NeoBundle 'JuliaEditorSupport/julia-vim'

あとは、.jl形式のファイルをjuliaファイルと認識してもらう必要があるので、.vim/filetype.vimにjuliaの設定を追加した。

Terminalのフォントを変える

実際にvimでαの文字などを入力してみると、文字の大きさがバラバラで重なってしまった。これは2バイト文字の大きさがちゃんと設定されていないフォントを使っていたからだと思われる。
そこで、適当にいろいろ試していたらAndale Monoというフォントだときちんと表示された。